歯の話-はじめに&目次-
前回の話はこちら
【インビザライン矯正編】㊳矯正完了のはずなのに歯並びが直ってない?絶対に噛み合わせを確認して! - ははとこと。自由な男子とママと時々パパの育児漫画-イラストレーターにいどゆうの子育てブログ-
インビザライン矯正 2度目の設計変更
前回の受診から約1ヶ月。
今度こそ最後のアライナーが届きました。
受け取ったのは5枚。
1ヶ月ちょっとかかって、無事にすべてのアライナーを使うことができました。
ようやくインビザライン矯正が終わります!
そして、新しいブリッジを装着する段階になりました。
おすすめされたのはセラミックなど、自費診療の素材です。
お値段1本10~13万円! ※2024年時点
私のブリッジは土台の2本を含めて3本なので、約30万円。
矯正費用だけでキツいのにこれ以上お金を使うわけにはいかないので、保険適用の「硬質レジン」という素材を選びました。
こちらは1本あたり約6,000円です。
お会計を待っている時、歯科衛生士さんが駆けてきて 「あの、にいどさんの設計だと保険適用ができなくて、6万円になります(約2万円×3本)」 と。
どうやら、欠損(歯のない部分)の数や土台の歯の状態によってブリッジが保険適用になるかどうかが決まるようで、私の前歯はアウトなんだそうです。
私……矯正する前のヒアリング時点で「費用を抑えたいので、矯正した後は保険適用のブリッジにしたい」って言ったんですけどね……。
結局、高いお金を払って保険適用の素材を使用するというよく分からない状態になりました。 次に、ブリッジの色を決めることに。
以前通っていた歯医者さんに「前歯のブリッジは横の歯より1段階白くしても自然に見える」と言われてその通りにしたところイイ感じだったので、今回も犬歯よりほんの少しだけ白い色を選びました。
ブリッジ部分をめっちゃ白くしてしまうと作り物感が出てしまうので、ほんの少しだけ。
ちなみにこの時、ホワイトニングも勧められましたが断りました。
(常々「歯がしみる」と伝えているのに着色を勧めるのは鬼じゃ……)
そして、次の受診日。
ケチって保険適用の素材にしたので不安は残ります。
お年寄りが付けているような、作り物感満載のブリッジ……あれになるのかなぁ……。
ドキドキしながらブリッジを付けてもらうと……あれ? 案外いい。
思ったより全然きれいでした。
以前付けていたブリッジに負けないくらい自然に見えました。
※ただ、保険適用の「硬質レジン」は強度が高くなく、黄ばみや経年劣化の心配があるというデメリットがあります。
きれいな状態が何年もつかは身をもって実験中です……。
これで矯正完了!!
これでアライナーとおさらば!!
……とはなりません。 残念ながら。
きれいに揃った歯並びで歯型を取り、「リテーナー」という最後のマウスピースを作ります。
※この時、私の場合はシリコンで歯型を取ることになりました。
ネットで調べたらインビザラインのデータでリテーナーを作る歯科医院もあるそうなので、歯型取りが苦手な方は事前に聞いてみることをおすすめします。
基本的には矯正をしていた期間と同じ間を「保定期間」としているそうです。
保定期間にマウスピースをしなかったら、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまうんだとか。
とはいえ、矯正中よりはかなりラクになるのでご安心ください。
付け外しできないワイヤータイプのリテーナーを使うこともあるそうです。
メリット:つけ忘れがない分、歯並びが戻ってしまう心配がほとんどないとのこと。
インビザラインの場合
専用のマウスピース「ビベラリテーナー」を使います。
インビザライン矯正の人はマウスピースを付けることに慣れているし、付け忘れの心配も少ないですよね。
マウスピースのお手入れも慣れたものです。
※矯正が終わった解放感から、付けるのをサボりさえしなければの話ですが……!
インビザラインの「ビベラリテーナー」は1セット(上下1枚)3万円。
保定期間に割れたりして2~3セット使用する人が多いそうで、歯科医院によっては3セットを一括払いすることもあります。
(確かに1セットだけ注文したのに2セット分支払われそうになったので、慌てて訂正した。トラブル多すぎんか……)
装着した感じは、矯正中のマウスピースよりも少し厚めで硬い感じ。
厚みが増したので違和感がありますが、すぐに慣れました。
保定期間は、マウスピースタイプのリテーナーを12時間付けるだけです。
始めの半年程度は12時間。
その後1~2年は寝ている間(6時間程度)だけでOK。 ※個人差あり
始めの半年は少し面倒ですが、それ以降はすっっごくラク!!
続く。
インビザライン矯正編、次回で最後です!